CASE STUDY導入実績

ダスキン健康保険組合 様

在職中の死亡は絶対になくしたい。その思いを実現するためには血管病の予防が必要だと感じ、導入を決めました。

ダスキン健康保険組合

プロフィール

事業所数:27事業所
被保険者数:6,347人(男性3,310人 女性3,037人)
被扶養者数:3,747人(男性1,309人 女性2,438人)
扶養率:0.61人/1人

お話を伺った方

ダスキン健康保険組合 常務理事 石井善子様
ダスキン健康保険組合 事務長  永野 修様

ダスキン健康保険組合について

はじめに、ダスキン健康保険組合様の母体企業の業界ならびに加入者の特徴を教えてください。

母体企業である(株)ダスキンは、環境衛生からフードサービスなど多岐にわたる業態でフランチャイズビジネスを展開しております。株式会社ダスキンを母体とし、お掃除を行うクリーンサービス、お掃除部門が使うモップやマットを作る生産部門、フード部門としてのミスタードーナツ、その他の子会社など関連企業である27事業所の健康保険事業に取り組んでいます。

当健保が設立されたのは昭和49年、当時の被保険者は500人でした。現在は被保険者が約6300人、被扶養者は約4000人、合計10000人ほどの加入者がおります。設立にあたっては、働きさん(ダスキン様では社員の方を“働きさん”と呼びます)の幸せ、家族の幸せを、何よりも創業者が願っていたことが、早々と認可を働きかけたことにも繋がったのだと思います。

特徴として、各事業所・役割での仕事に対して全力で向き合っている働きさんが多く、各事業所の勤務体系によって生活習慣の変化が起こりやすいことが挙げられます。例えばミスタードーナツショップの働きさんは、シフト勤務のため食事の時間が不規則になってしまうケースが多いです。一方で本部勤務の働きさんはデスクワークや会議、会食が増え、体を動かす時間が減り、メタボや生活習慣病の原因の一つになっていると考えています。

導入までの経緯

PREVENTを知っていただいたキッカケを教えてください。

2018年に大阪で開催されたデータヘルス見本市での展示で知りました。当時、尿の測定機器や腕時計型活動量計に興味があったので、実際置いてあるのを見て気になったのがきっかけです。また、名古屋大学発ベンチャーということで、もともと当健保で健康保険事業の受診者を取りまとめていた企業も、大学発の企業であったこともあり、大学のベンチャーは今後面白いのではと思い、話を聞くことにしました。創業者が愛知県の碧南市の出身、前任の常務理事もミスタードーナッツのときに名古屋の東海地域本部の責任者をやっていたこともあり、名古屋にも親しみを持っていたのもあるかもしれません(笑)

弊社を知っていただく前は重症化予防に対する課題感はお持ちになられていたのでしょうか?

もともと特定保健指導以外には他社の直接面談型のサービスも導入していましたが、PREVENTのサービスは直接面談がいらないということで糖尿病関係の指導を直接面談じゃなくて取り組めること、スマホでできるという部分に興味を持つ者もいました。

弊社以外の遠隔で出来るサービスとの比較はされていましたか?

特定保健指導の遠隔サービスはすでに導入していましたが、重症化予防に関する遠隔サービス間の比較はしていなかったです。発症リスクの高い方に対しても、もっと早い段階で何かできないか、という思いは持っていました。過去に在職者死亡も実際にあり、健保職員のお知り合いの方、お世話になった方が急に亡くなることがあり、もともと生活習慣病が悪化してから脳梗塞、心筋梗塞になってしまうのであれば、その前に何かできることはないのかと手段を探っておりました。
そんな中、データヘルス計画がスタートしたこともあり、本格的に取り組みはじめました。全員が特定保健指導の対象になるわけではないので対象者整理をし、重症化予防も実施しようと情報収集を行う中でPREVENTのサービスを見つけ、導入に至りました。

医師の診察だけでは生活習慣改善のフォローは難しい

PREVENTのサービス導入後、当初のイメージと実際のギャップはございましたか?

PREVENTのサービス対象者本人が病院に通っているから大丈夫と事業に参加しないケースがありました。健保の担当者目線だと面白そうと興味を持ちましたが、受ける側にはなぜこれが必要なのかということが伝わらず、面倒に感じてしまっているのかなと思います。
サービス内容や参加する価値がよりわかりやすく伝えられるようになっていると良いなと感じています。健保の担当者も自分自身がサービスを受けているわけではないので参加勧奨のハードルが少し高いように感じました。
病院に行っているから自分には必要ないと思っている人も多いので、ヘルスリテラシーの啓蒙も含めて、やってみてはどうですかという働きかけに工夫が必要だなと感じています。

おっしゃるように、病院に行っているから参加しないとおっしゃる方は多いです。なぜ病院を行っているにも関わらず受けた方がいいのか、しっかりとご理解いただいたうえで、それほど面倒なものではないというのを伝えていくべきであるとPREVENTとしても考えています。
PREVENTのサービスに対する要望はありますか?

やはり、導入するまではサービスのなかでどんなことをするのかが分からないというのはあるかもしれません。自分(健保担当者)が受ければいいことも悪いことも言えるが、受けていないから説明できないので、動画等サービスイメージがより具体的にわかるものがあると良いと思います。

今後の展望などございましたらお聞かせいただけますでしょうか

特に在職中の死亡は絶対になくしたい。それはほとんど血管病から来ていると考えています。自分たちでできることはないのかなと。創業者は従業員が幸せであることが、会社を支えることであり、社員と家族幸せであることが会社を支える源なのだと言っていました。重症化予防をはじめとした健保の事業を通じて従業員の幸せに貢献していきたいです。

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