
導入前の課題
スミセイ情報システム株式会社は、システムコンサルティングやシステム開発などを行っている会社であり、長時間のパソコン作業などデスクワークが多いという特徴があります。
システム開発を行う上ではどうしても長時間のデスクワークとなり複数のディスプレイを扱うこともあるため、肩こりや腰痛を持っている従業員様も多くいると考えられますが、症状には個人差があることから個々の身体的特徴に応じて付き合っていくものと考え、まだまだ会社全体の課題として取り上げるまでに至っていませんでした。
導入の決め手
従業員様に対する両立支援(出産育児、介護や病気治療、不妊治療など)やメンタルヘルスに関する情報提供として、他社サービスの動画セミナーや e-ラーニングなどを既に利用されていました。
SaniQaraのサービスでもセミナーの提供が可能なこと、なおかつ、対面アドバイス会による個々の症状や身体的特性に応じたアドバイスが当社のニーズにマッチしていると判断いただき、導入に至りました。
導入前に重視した要素
-
・ 利用したいサービスのカスタマイズ可否
・ 理学療法士による科学的根拠に基づく専門的なアドバイスの有無
・ 担当者の対応の早さ
実施内容
オンラインセミナーは社内ポータル内でのオンデマンド配信。対面アドバイス会は事前予約制として、2拠点各1日での開催となりました。
オンラインセミナー
社内ポータルで、肩こりと腰痛に関するオンデマンドセミナーを2本配信しました。対面アドバイス会実施前に全社に向けて配信することで、対面アドバイス会の予約率向上に貢献したものと考えられます。
また、事前に腰痛・肩こりの情報をキャッチアップしてから理学療法士に相談する方もいらっしゃいました。
対面アドバイス会
腰痛や肩こりを中心とした症状の部位や姿勢などを確認しながら、理学療法士による対面型個別支援を提供しました。
事前にいただいたアンケートや症状に関連するヒアリングを元に、症状別の分類や業務・日常生活上でのアドバイス、それぞれの従業員様に合ったセルフエクササイズの紹介・実践をすることが特徴です。慢性疼痛に対する教育的アプローチは、心理社会的要因への理解を促すことで、痛みのセルフマネジメント能力を高め、結果としてメンタルヘルスの維持・改善にも貢献する可能性があります。当日の運営はもちろんのこと、事前予約、事後アンケート、運動に関するリマインドを含めたフォローアップアンケート、効果判定を含めた事後報告会まで一気通貫で実施しました。


<対面アドバイス会の受付・個別支援ブース>
実施後の変化・成果
対面アドバイス会は東京本社と大阪本社の2拠点で業務時間中での開催となりました。それぞれの会場における予約率は 100%と組織風土として健康関連イベントへの参加のしやすさ、従業員様の健康リテラシーの高さを感じました。事後アンケートでの満足度は 96%以上 であり、定期開催や他拠点への展開を希望する声も多く寄せられました。
(事後アンケートより)
・ 簡単かつ短時間でできる運動を教えていただいたので、継続できそうだと感じた
・ 一般論ではなく、姿勢の写真での判断や悩みへのアドバイスが具体的で踏み込んだものであったので期待値を大幅に超えた
・ 理学療法士の方から専門的なアドバイスが丁寧な説明が分かりやすかった
・対面アドバイス会に施術がないのでありふれたアドバイスをもらうだけだろうと想像していたが、的確なアドバイスがあり良い意味で期待を裏切ってもらえた
・ 肩腰だけでなく、それに付随する膝や足首の硬さなどについても相談に乗っていただけた
・ 今まで誰に相談してよいのか困っていたことが解決できた
担当者様のコメント・今後の展望
アンケートの結果から、「職場環境(ディスプレイの位置や角度など)や執務時の姿勢の癖が、肩こりや腰痛の原因に繋がっていたと気づくことができた」との感想が多くあり、肩こりや腰痛に関する施策は初めての試みでしたが対面アドバイス会を実施してよかったと感じています。
当社は複数の事業所があり、30分程度の対面アドバイス会に参加するためだけに本社まで移動するのもなかなか大変です。対面アドバイス会のブースはコンパクトなため、開催する事業所を巡回することで、参加しやすい環境が用意できると思います。また、ハイブリッドワークで出社する社員の割合が比較的低い所属もあるため、こういった対面型イベントの実施が社内コミュニケーションの活性化にも繋がると考えられます。
アブセンティーイズム(健康問題による欠勤)に着目しがちでしたが、今回の対面アドバイス会を通じて、プレゼンティ―イズム(疾病就業)に対する施策の重要性を感じることができました。社員が健康的に就業し、パフォーマンスが最大限に発揮できるような施策を考えていきたいと考えています。
